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研ナオコのコンサート会場に着いたのは開演2時間前。いくらなんでも早過ぎたと思ったが、私同様待ち切れない人たちがすでに並び始めている。「ずっと来たいと思って、初めて来たんです」と隣の人に声を掛けられ、後ろでは「“ぐず”が聴きたい」「“あばよ”もいいわよね」「ナオコさんの歌は皆唄えるわ」まさに唄いだしそうな勢い、すでにコンサートの興奮は始まっていた。 「カワイイ！」「ステキ！」「キレイ！」歓声と拍手の中で、軽やかに舞うように踊るように歌い始める研ナオコ。彼女は本当に不思議なシンガーだと思う。「歌よりもおしゃべりを聞きに来たんじゃないわよね」と笑わせるくらいおしゃべりは楽しいのに、歌い始めるとがらりと表情が変わり、切なくて哀しい女の気持ちを歌い上げる。その歌を聴いていると、ずっと昔の、もう忘れかけていた初恋のこと、片思いのまま失恋してしまった、若かった自分がよみがえり、甘酸っぱい思い出とともに胸がなってくる。レコードやCDでは何度も聴いて知っている曲なのに、ナマで聴くとどうしてこんなに胸に迫ってくるのか。 2時間あまりのコンサートは楽しいおしゃべりと、笑いと、ステキな歌で大満足。「元気と勇気を持ち帰ってください」と言うナオコのメッセージ通り、興奮と感動と元気パワーが今日のお土産になった。 【コンサートを終えた研ナオコと、Talk＆Talk】 ●コンサートを終えた、今の気持ちは？ ○研：今日もいいステージが出来て、幸せです。ステージは本当に楽しい。お客様から、たくさんのエネルギーをもらいました。 ●おしゃべりも盛り上がっていましたね。 ○研：歌はしっかりとリハーサルをしますが、おしゃべりはその日の気分で、お客様の雰囲気を感じ取りながら、楽しい時間を過ごして頂きたいとそんな気持ちでおしゃべりをしています。 ●近いうちにまた応援に来たいと思います。 ○研：何度も足を運んで下さるお客様のためにも、いつも最高のステージを届けたいと思うんです。とにかく楽しんでもらいたい、そう思っています。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　- 平成17年5月 インタビューにて - ●研ナオコ　コンサート 日　付 会　場 お問い合わせ TEL 　月　　日(　　) 　　　　　　　 　　　　　 　　　　　　　　 ○研ナオコ・ホームページはこちら 　　 ●研ナオコ＆野口五郎 Special Stage 　 日　付 開場/開演 会　場 お問い合わせ TEL 月 日 / ページ上に▲